「59歳、定年前ですが人生の残り時間を考えて早期退職を決断しました【5つの理由】」 退職#1

ご無沙汰しています。しばらくブログがストップしていましたが、表題の通り、この3月で会社を辞めることにしました。

突然の決断のように思われるかもしれませんが、実はここ数年、少しずつ考えてきた結論です。会社が嫌になったわけではありません。むしろ長く勤めた会社には感謝しかありません。

それでも、人生の残り時間を考えたとき、むしろ「今しかない」と思うようになりました。今回は、その理由を書いてみたいと思います。

1 自分に向いていない仕事だと感じた

1年前、私は内部監査の仕事に異動しました。

それまでは長く営業現場の仕事をしており、現場を応援する立場でした。どうすればうまくいくのか、どうすればお客様に喜んでもらえるのか。現場の人と一緒に考えながら仕事をすることにやりがいを感じていました。

ところが監査の仕事は、まったく違います。決められたルール通りに、業務が正しく行われているか。クオリティは担保されているか。それをチェックし、問題があれば指摘して改善を求める。もちろん組織にとって、とても大切な仕事です。ただ、営業現場には現場の事情があります。思うようにいかないこともいやになるほどたくさんある。それを指摘する役割は、どうしても自分の性格には合わないと感じるようになりました。

「この仕事は、自分の会社人生の最後の時間を使う仕事なのだろうか」

そんな疑問が、だんだん大きくなっていきました。


2 仲間の死が、仲間の病気が人生を考えさせた

もう一つ大きな理由があります。

4年前、同期入社の仲間ががんで亡くなりました。当時56歳、膵臓にがんが見つかってからわずか2週間後、あっという間にいなくなってしまいました。そして昨年も、お世話になった先輩が脳卒中で倒れ、意識が戻らないまま亡くなりました。

それだけではありません。周りを見渡すと、同期も先輩も後輩も、がんや心臓、脳の病気で入院し、後遺症を抱えながら、懸命に生きています。

もちろん人生には誰にでも終わりがあります。頭では分かっていたつもりでした。でも、身近な人の出来事を目の当たりにすると、考えざるを得ません。

「自分に残された時間は、思っているより少ないのではないか」

そう思うようになりました。


3 人生で一番大切なのは「時間」

そんな出来事が重なる中で、私は「やりたいことリスト」を作りました。

・世界の大自然の絶景を見に行く
・歴史ある街を歩く
・バイクで日本を旅する
・大好きな人たちと酒を飲む

これらは大分類の一部ですが、書き出してみるとまだまだ出てきます。そして気づいたのです。これらを実現するために一番必要なのは、お金ではなく時間だということに。

健康で動ける時間には限りがあります。

「いつかやろう」
「定年になったらやろう」

そう思っているうちに、その「いつか」が来ないかもしれない。だから私は、健康なうちにやりたいことをやろうと思いました。


4 孫との時間を大切にしたい

今年の夏、二人目の孫が生まれる予定です。

この夏、妻は友人と海外旅行に行きたいと言っています。それなら、その間は私が孫の面倒を見ればいい。振り返ると、私は仕事ばかりで、子育てはほとんど妻に任せきりでした。子供と孫では少し関わり方は違うかもしれませんが、今度は積極的に関わってみたい。

孫と過ごす時間も、人生の楽しみの一つになりそうです。


5 母に会いに行く時間を増やしたい

もう一つ大切な存在があります。故郷で一人暮らしをしている母です。高齢になり、以前ほど元気ではなくなってきました。仕事仕事で最近疎遠になっていましたが、考えてみれば、母との時間も限られています。

これからは、できるだけ故郷に帰り、顔を見て、話をして、感謝を伝えたい。そんな親孝行の時間も、今ならまだ作れます。


人生の主役を、自分に戻す!

会社を辞めることは、簡単な決断ではありませんでした。多くの方から「良い仕事が出来ているのにもったいない」「働きながらでも出来ることはたくさんある」「もっと一緒に働きたいのに残念」等の温かいお声掛けもたくさん頂きました。確かに、退職する旨を会社に伝えたのは11月で、伝えた後でも「やっぱりもったいなかったかなあ・・・」と思ったことは何度もあります。

でも今は、とても前向きな気持ちです。これからの人生は、

旅と、家族と、友人と、そして少しの酒。

そんな時間を大切にして生きていきたいと思っています。

もし同じように
「私の人生、このままでいいのだろうか」
と感じている人がいたら、少しだけ立ち止まって考えてみてください。人生で一番大切なものは、もしかすると「時間」かもしれません。

同じように「50代で、これからの人生、このままでいいのだろうか」と考えている人の参考になればうれしいです。

※こちらのブログでは、既に掲載している旅行関係の記事と同様に、退職後のリアル関連の記事も掲載していきます。

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