健康保険をちょっと深堀り
退職後、最初にぶつかる大きな壁が「健康保険」です。
- 任意継続にするべきか
- 国民健康保険にするべきか
どちらを選んでも「高い」と感じるのが正直なところです。
この記事では、59歳で早期退職した実体験をもとに、
どちらを選ぶべきかの判断基準をわかりやすく解説します。
結論|迷ったら「任意継続」でスタートでもOK
いきなり結論です。
👉 迷ったら任意継続でOKです
理由はシンプルです。
- 手続きが簡単
- 元の健康保険がそのまま使える安心感
- 扶養制度が使える
実際、私も色々と考えましたが、まず任意継続を選びました。
任意継続と国民健康保険の違い【一覧】
まずは全体像を整理します。
| 項目 | 任意継続 | 国民健康保険 |
|---|---|---|
| 加入先 | 元の会社の健康保険 | 市区町村 |
| 保険料 | 高い(会社負担なし) | 所得に応じて高い |
| 扶養 | あり(家族無料) | なし(全員課金) |
| 上限額 | あり(比較的低かった) | 高め |
| 期間 | 最長2年 | 制限なし |
最大の違いは「家族の扱い」
ここが最も重要です。
任意継続
👉 配偶者を被扶養者にできる
👉 保険料は1人分でOK
国民健康保険
👉 夫婦それぞれ加入
👉 2人分の保険料が発生
実体験|私は任意継続を選んだ理由
私が任意継続を選んだ理由は3つです。
① 手続きが圧倒的にラク
会社の延長線で処理できるので、迷いが少ない。退職後にやることが多いのは先のブログで述べましたが、任意継続にすることで、書類の提出が省略できました。
② 元の健康保険組合が使える安心感
ホームページや問い合わせ先もそのまま。人間ドック、薬のあっせん等もそのままです。
👉 これは精神的に大きいです
③ 自己負担の上限が低い
万が一の医療費を考えると安心です。
ただし現実は甘くない|保険料は普通に高い
退職日から1週間も経たないうちに請求書が届きました。
そして思ったことは一つ。
👉 「やっぱり高い」
さらに「保険料を支払わなければ即失効」というルール。
制度上当然とはいえ、かなり強めのプレッシャーです。
任意継続の注意点(見落としがち)
① 会社負担がなくなる
👉 全額自己負担になる(退職前の給与明細の健康保険料のほぼ2倍です)
② 途中でやめると戻れない
👉 国保には切替可能だが逆は不可
③ 最長2年まで
👉 その後は国保などへ移行
国民健康保険が向いている人
一方で、国保の方が良いケースもあります。
✔ 収入が大きく減る人
→ 翌年以降、保険料が下がる可能性あり
✔ 単身世帯
→ 扶養メリットがない
✔ 自治体の軽減制度が使える人
→ これで逆転するケースあり
判断のポイントまとめ
迷ったら、この3つで考えてください。
① 家族がいるか?
👉 YES → 任意継続有利
② 収入はどうなるか?
👉 大きく下がる → 国保も検討(管轄の役所に行くと簡単に教えてくれます)
③ とにかくラクに始めたいか?
👉 YES → 任意継続
私の結論|「まず任意継続→あとで見直し」
最初から完璧な選択は難しいです。
👉 まず任意継続でスタート
その後、
- 国保の金額を確認
- 状況に応じて切替検討
この流れが現実的です。
これからの選択肢|特例退職被保険者制度
あまり知られていませんが、
👉 厚生年金受給が始まると、別の選択肢が出て来るようです。
- 特例退職被保険者制度
これにより、保険料が抑えられる可能性もあります。詳しいことはまたこれからですね。
よくある質問(FAQ)
Q. 任意継続と国保、どっちが安い?
👉 ケースバイケース(必ず試算が必要。会社に確認、自治体に確認のこと。)
Q. 途中で変更できる?
👉 任意継続 → 国保はOK
👉 国保 → 任意継続は不可
Q. 一番重要な判断基準は?
👉 扶養(家族)の有無
まとめ|最初の判断で迷いすぎない
退職後は、判断・決断することが一気に増えます。健康保険については、
👉 「最初は任意継続でOK」
これが実体験としての答えです。
👉「退職後の健康保険は“完璧な正解”より“失敗しない選択”が重要です。」


コメント