【旅③】カナダ~アメリカ 2日目 好天の下、カナディアンロッキーの山と湖をトレッキング! 

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旅の2日目は、まだ夜の余韻が残る早朝5時30分にスタートしました。目的は、バンフの象徴ともいえるカスケード山のモルゲンロート。アルプス地方でよく使われるこの言葉は、「朝焼けに染まる山」を意味します。冷たい空気の中、静かにその瞬間を待つ時間は、旅の醍醐味のひとつです。この日はやや雲がかかっていたものの、山肌がほんのり赤く染まり、幻想的な風景が目の前に広がりました。なお、バンフの町はこのカスケード山が最も美しく見えるように設計されていると言われており、メインストリートからの眺めは確かに圧巻です。

朝はゆっくりめのスタートだったため、名門ホテルフェアモント バンフ スプリングス内のカフェで朝食をいただきました。重厚な歴史を感じる館内にある「STOCK FOOD&DRINK」は、洗練された空間と香ばしいパンの香りが印象的。コーヒーの味わいも格別で、前夜に訪れたバーとはまた違う、朝ならではの優雅な時間を楽しむことができました。

8時20分、いよいよ本格的な観光のスタートです。今回は現地ツアー会社エクスプローラーカナダホリデーズのガイド、本多さんに案内していただきました。事前にトレッキングができる装備で来ていたこともあり、自然を存分に味わえるルートを組んでいただいたのが嬉しいポイントです。

最初に訪れたのは、クートニー国立公園内にあるマーブルキャニオン。駐車場から遊歩道を歩くと、すぐに渓谷の迫力に圧倒されます。氷河の融水が長い年月をかけて岩を削り、深く狭い峡谷を形成したこの場所は、カナディアンロッキーの地形のダイナミズムを体感できるスポットです。エメラルドグリーンともミルキーブルーともいえる水が、岩の隙間を勢いよく流れる様子はまさに自然の芸術。いくつもの橋が架けられており、角度を変えながら景色を楽しめるのも魅力です。道中ではリスの姿も見られ、自然との距離の近さを実感しました。往復1時間弱のハイキングは、無理なく楽しめるちょうど良いコースです。

↑マーブルキャニオンハイキングの終点。渓谷の流れがとても美しい。

↑マウントキャッスル

↑マウントテンプル

続いて車窓からは、岩の城のような姿が印象的なキャッスルマウンテン、そしてロッキー屈指の標高を誇るマウントテンプルを眺めながら、次の目的地へ向かいます。

向かったのは、ヨーホー国立公園にあるエメラルドレイク。本来訪れる予定だったモレーンレイクは、この時期まだ凍結しているとのことで、代わりにガイドさんが選んでくれた場所でしたが、結果的には大正解でとても素敵な場所でした。湖の名前の通り、光の加減によって深い緑から明るいターコイズブルーへと変化する水面は、まさに自然が生み出す奇跡。湖畔をゆっくりと1時間ほど歩きながら、その色彩の変化を存分に楽しみました。

さらに訪れたのがナチュラルブリッジ。ここでは激しい水流が岩を削り、まるで橋のような形状を作り上げています。長い年月をかけて形成されたこの地形は、氷河期から続く自然の営みの証ともいえます。実際にそのブリッジを飛んで渡る(写真の真ん中あたり)ことが出来るそうですが、あくまで自己責任とのことです。「旅の最初で冒険はムリ~!」とのことで、外側から自然の造形美を鑑賞しました。

Screenshot

この日の締めくくりは、ノルクェイ山展望台とフードゥー展望台からの絶景です。眼下にはバンフの町、そしてトンネルマウンテンやマウントランドルが広がります。カナディアンロッキーは、氷河によって削られたU字谷が特徴的ですが、そのスケールを俯瞰で実感できる貴重な場所でした。

宿泊は町の中心に位置するピークスホテル&スイーツ。観光にも食事にも便利な立地でありながら、比較的リーズナブルなのが魅力です。さらに、向かいにあるバンフパークロッジのプールが利用できるため、水着を持参しておくと楽しみが広がります。

夜はバンフの町に繰り出して「TOMMY’S」というパブ風のお店で晩御飯。OLD AMERICANな感じの雰囲気の良いお店でしたよ。

こうして振り返ると、この日はバンフ周辺に点在する国立公園のうち、クートニーとヨーホーという2つを巡る贅沢な一日となりました。バンフ国立公園を拠点にしながら、これだけ多様な景観を体験できるのは、この地域ならではの魅力です。氷河が生み出した壮大な自然、そして観光拠点であるバンフの町、その中で過ごす時間の豊かさ、素晴らしさを、改めて実感した一日でした。

明日はもうバンフ3日目。「レイクルイーズ」「コロンビア大氷原&アサバスカ氷河」です。

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