【旅⑥】カナダ~アメリカ 5日目 ラスベガスでシルクドソレイユ観劇

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ショーとカジノの街、ラスベガス。カナディアンロッキーの大自然から一転、この日は人工美とエンターテインメントが凝縮された街での一日です。

前夜、カルガリー からの到着が遅かったこともあり、朝はゆっくりとしたスタート。10時ごろに部屋を出て、宿泊先の トレジャー・アイランド・ホテル 1階にあるカフェへ向かいました。コーヒーとベジタブルサラダという軽めの朝食を取り、再び部屋へ戻って体力回復。こうした“あえて何もしない時間”も、長旅では大切な要素です。

この日のメインイベントは、19時開演のシルク・ドゥ・ソレイユの人気演目 KA。それまでの時間を利用して、ラスベガスの中心地「ストリップ」を散策することにしました。

ラスベガス・ストリップは、全長約6.8kmにわたって巨大ホテルやカジノ、ショッピング施設が並ぶ世界有数のエンタメエリア。歩いているだけで次々と景色が変わり、まるでテーマパークの中にいるかのような感覚になります。

まず目に飛び込んでくるのは、イタリア・コモ湖をイメージした人工湖と壮大な噴水ショーで有名な ベラージオ。音楽に合わせて水が舞い上がる噴水は、無料とは思えないクオリティで、昼夜問わず観光客を魅了し続けています。

そのほかにも、エッフェル塔を再現した パリス・ラスベガス、古代ローマをテーマにした シーザーズ・パレス、エジプトのピラミッド型外観が印象的な ルクソール、ニューヨークの街並みを再現した ニューヨーク・ニューヨーク など、まさに“世界旅行を一度に体験できる街”。炎天下の中ではありましたが、次々と現れる個性的なホテル群に目を奪われ、気づけばかなりの距離を歩いていました。

目的地である MGMグランド までは約3km弱。距離だけを見ると少し長く感じますが、道中の景色があまりにも華やかで、体感的にはあっという間です。ただし、ラスベガスの“落とし穴”はここから。ようやくホテルに到着したと思っても、建物の中がとにかく広いのです。

MGMグランドは客室数6,000室以上を誇る世界最大級のホテルのひとつ。館内にはカジノ、レストラン、ショッピングエリア、劇場が複雑に入り組み、まるでひとつの街のよう。案内図を片手に歩き回り、ようやく「KA」の劇場へたどり着きました。

そして、いよいよ開演。シルク・ドゥ・ソレイユならではの圧倒的な身体表現に加え、「KA」は特に舞台装置が革新的な作品として知られています。巨大な舞台が縦横無尽に動き、時には90度回転しながら演者が宙を舞う――まさに“重力を無視した世界”。約90分の公演は、一瞬たりとも目が離せないまま、あっという間に終わってしまいました。

ラスベガスでは「KA」以外にも、同じくシルク・ドゥ・ソレイユの O(ベラージオ)、マイケル・ジャクソン ONE(マンダレイ・ベイ)、さらに ミスティア や ザ・ビートルズ LOVE など、世界トップクラスのショーが常時上演されています。まさに“ショーを観るために訪れる価値がある街”と言えるでしょう。

公演後は、ネオン輝く夜のストリップを歩いてホテルへ。昼とはまったく異なる幻想的な雰囲気に包まれ、ラスベガスという街の奥深さを改めて実感しました。

こうしてラスベガス初日は終了。自然の絶景に感動したカナディアンロッキーとは対照的に、ここでは人間が創り出した極上のエンターテインメントに圧倒される一日となりました。

そして翌日はいよいよ、この旅のもう一つのハイライト「グランドサークル」へ出発。カナディアンロッキーとともに、とても楽しみにしていたツアーで、再び大自然の中へ飛び込んでいきます。

期待を胸に、早めにベッドへと向かいました。

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